息子の親への思いを知った旅

「その人のことをどれだけ思っているか」は

「その人のために自分の時間をどれだけ費やせるか」

ということなのではないだろうか、といつも思います。

大切な方がご病気になり、お顔を見に行きたい。

夫と息子と私、3人の予定が合ったのが一昨日11月4日の日曜日。

私は5日 朝から1日 セミナーに出ることが先に決まっており、

4日の過ごし方によっては、かなり体に負担がかかるなあ。

無理な日程を組むことは、後々 体調不良などで家族に迷惑をかけたりするので

普段は絶対にしないこと。

夫は 自由に決めていいよ、と言ってくれましたが

大切な方の一大事。

やっぱり、どうしても行きたい!

が先にたちました。

4日は

朝8時に車で出発。

高速を使っても4時間弱かかる道のりです。

息子を途中の駅でピックアップし、到着してまずお昼ご飯を食べました。

3人で食べるご飯は久しぶり。

野球のこと、大学のこと

あれこれ話しました。

夏以降、少しずつ、変わってきている彼の様子。

野球部のキャプテンになったことや、春になれば5年生。

国試のことも視野に入り始めているのでしょう。

今までがお粗末だっただけに

ほんのわずかな変化でも私にとっては大きなこと。

本当に嬉しいのです。

お見舞いに伺ったその方は

息子のことで、本人をはじめ、私たち家族が暗い暗いトンネルに入った時に

家族同然に

気持ちも時間も、私たちに割いてくださった方。

入院 手術を受けられる病院が

夫が以前勤務していた病院であったこともあり、

昔のつてを辿って、くれぐれもよろしくお願いします、と、

今の私たちにできること、精一杯、術前にもさせていただきました。

お世話になっているその方は、手術を終えられ

とてもお元気そうなご様子で、まずはほっとしました。

滞在時間は2時間ほど。

「私のためにわざわざ来てくれてありがとう」

わざわざという言葉。

往復8時間を車で過ごし、2時間の滞在の、そのためだけに?わざわざ?と言われそうな時間の使い方ですが

お世話になった方には

しっかり気持ちでお返しするものだということを

私たちの行動から、子どもたちも学んでくれたら嬉しいです。

あっちにぶつかり こっちにぶつかりの息子ですが

びっくりするくらい成績が伸び始め、遅咲きも遅咲きすぎますが

その理由が、この旅の終盤に明らかになるのです。

息子を駅に下ろし、改札を抜ける彼の後ろ姿を

「離れていてもまた一緒にがんばろうね」

と言いながら見送りました。

息子が語った私たち親への思いを、帰路 車中で夫から聞いた私は

嬉しくて涙が止まりませんでした。

なんと言ったのかは、また今度、つづらせていただきます。

私がそんな感動に包まれている頃

部活動がありその日は別行動。

お夕飯もお友達と食べるね、という予定になっていた高1の娘が

食べ放題に行ってお腹がはちきれそうになっていることは

全く想像もしていませんでした。